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スーパーサイエンスキッズ
スクール
「明日のダ・ヴィンチを探せ!」スクイークワークショップ開催

概要 スケジュール 開催記録バックナンバー 2009年度開催記録

2010年4月24日(土) インターナショナルスクールとのコラボレーション(連携)

SSKは、世界で話題となっている21世紀型教育の日本での普及支援活動を実施しています。 21世紀スキルとして子ども達に求められているものは、グローバル化する社会に自律的に 対応できる能力です。
人生において職業や就職も複数経験することが普通の時代になります。 また、ビジネスの世界は変化が激しく、競争も世界規模で行われています。
才能のある子ども達には、世界の舞台で夢を追求してもらいたいと思っています。
答えのない課題に自ら対処するには、従来の詰込み型教育ではなしえない能力が必要とされます。 当然、英語とICTを使いこなせることは必須のスキルになります。

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SSKは、21世紀型教育に取り組んでいるインターナショナルスクールとコラボレーションしています。 さらに、米国大使館や米国商工会議所(ACCJ)の支援をいただくことで、海外との連携も積極的に 図りたいと思います。 以下、一連の活動を報告させていただきます。

Japan ASCD Spring Conference at The New Sanno

風景画像2   SSKは、2月26日(金)~2月27日(金) にJapan ASCDが主催で開催されたイベントに参加しました。 このイベントには、アメリカのASCDを通して著名なプレゼンターが招多数かれています。インターナショナルスクールの先生方の研修と情報交換が主な目的です。 21世紀型教育の実践と評価手法に関して活発な議論が行われました。 詳しくは、http://www.jascd.org/

Japan ASCD Tech-TIOM at Nishimachi International School

SSKは、4月24日(土)に西町インターナショナルスクールで開催されたJapan ASCD Tech-TIOM において、21世紀型教育のモデル・ワークショップ(WS)を行いました。 WSはレモン電池の実験をメインにゲームも交えた楽しい内容です。

風景画像3   Japan ASCD Tech-TIOM は、インターナショナルスクールのICTを活用した 教育を実践している先生方の研究発表会です。 詳しくは、Japan ASCD TIOM http://jascd-tiom.ning.com/ 

なお、当日の授業風景は こちらから ご覧頂けます。

スーパーサイエンスキッズ ワークショップ in the Japan ASCD Tech-TIOM 2010.4.24

【科学実験教室:レモン電池をつくろう】   風景画像4 風景画像5

WS内容:
果物や野菜を使ってレモン電池の製作と実験を行います。   
レモン電池から得られた電力量を世界聴診器を使ってスイークにデーターとして取り込みます。
コンピューター上で走る車の速度にこのデーターを代入して、自動車レースを行います。
レモン電池で大きな電力を発生させるほど車は早く走ります。   
また、車の走るコースはあらかじめ決められていますが、プログラミングすることで車の運転能力を高めることができます。
最後に、自分たちの発見したことや工夫したことをプレゼンテ―ションとして発表します。


達成目標:
レモン電池の原理や作り方や直列、電圧、電流など電気に関する基本的なことを学びます。
実験を通して、子どもたちは電気の発生に関して、色々な発見をするでしょう。
スクイークを使うことによって、プログラミングや算数の変数や代入などを学び、論理的思考能力を高めます。
通常2~3名のチームで実施しますので、チームワークやコミュニケーション能力の向上を図ります。
ゲームを活用することで、子どもたちに明確な目標を与えます。子どもたちは積極的に課題にチャレンジします。
さらに、他チームと競うことの面白さと達成感を体験します。
最後に、プレゼンテーション能力の向上を図ります。



風景画像6 風景画像7   ワークショップに参加した 西町インターナショナルスクールの子ども達と ファシリテーターの渥美さん

風景画像8   実験を始める前にスクイーク入門の復習をしておきましょう。
今回は電子黒板があるので、渥美さんもコンピューターに向かわず、子ども達と対面で授業をすすめます。
すごくやりやすかったそうです!
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電池の原理を聞いたところで、実際に果物を使って作ってみよう。
電極にはどの金属が良いのかな~。果物によって発電力が違う?


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世界聴診器とPCを使って電圧を調べてみよう。



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実験で発見したことを発表しよう。  



電池の原理を理解したところで、いよいよゲームに突入。

スクイークでレーシングゲームをしよう。
レモン電池で発生させた電気の電圧をスクイークの自動走行車の速度に変換。
大きな電圧を発生させるレモン電池を作ったチームが有利。まずは強力な電池作りだ。

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コーラが良いかも?ホントかな~   最強の電池はどれだ?


風景画像38   レモン電池のパワーで自動走行する車を走らせてみよう。
コースは決められています。
アレッ。車がコースから外れたり、最短コースを走ってくれないぞ。
車の自動走行プログラムに手を加えて、賢く性能のいい車に改造しよう。



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先生、子ども達の感想

前回のスクイークから更に理論的な域に入るとのことでしたが、生徒たちは抵抗なく楽しく実験していました。ゲーム性もあり、競って学ぶところも子供が飽きないで学べ,見ている私たちも楽しみました。ありがとうございました。

とても楽しくて勉強になりました。

すごくドロだらけになったけど楽しかった!!

電池を作るのがおもしろかった。


今回のWSには、インターナショナルスクールの先生方だけではなく、米国商工会議所の関係者(シスコシステムズ、フライシュマンヒラード、日本HP)やマスコミの方も来られました。


コラボレ―タ―: 堀井清毅先生
           西町インターナショナルスクール
           Japan ASCD Japanese Liaison / TIOM Coordinator Apple Distinguished Educators 


協力企業: 電子黒板------------株式会社アスタリスク様、
        TV会議システム------株式会社ブイキューブ様、
        PC-----------------日本ヒューレット・パッカード株式会社様


ボランティア: 荒木さん、山根さん、サラさん(フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社)