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スーパーサイエンスキッズ
スクール
「明日のダ・ヴィンチを探せ!」スクイークワークショップ開催

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2007年9月30日,10月13日 スペシャル・ワークショップ
恐竜をテーマにスクイークで遊ぼう

ワークショップ1日目

9月30日に上野の国立科学博物館キャンパスにてスペシャルワークショップが開催されました。
あいにくの雨模様でしたが、HPスーパーサイエンスキッズ(HPSSK)のワークショップなどでスクイークの学習経験を持つ小学生を中心に約20名の子供たちが参加してくれました。
今回は2チームにわかれて館内を見学しました。地球館地下1階にて館内ボランティアの人から恐竜のお話を聞いた後、恐竜に関する展示や、古代生物の化石、人類の歴史に関する展示を見学しました。
そして、3Dシアターの鑑賞です。迫力満点の恐竜の立体映像にみんな興奮気味。あっという間に時間がすぎました。

今回はHP-Squeakersのボランティアの方も大勢参加していただきました。受付をしたり、旗をもって子どもたちを誘導したり、 スクイークの個別指導もあり、しっかりと子どもたちのサポートをしていただきました。
博物館は大人も子供も楽しめる場所です。 ボランティアの方たちもデジカメ片手に夢中になって生物の長い歴史や遍歴を鑑賞していらっしゃいました。

館内ボランティアの方より、恐竜のお話。トリケラトプスのことなどは、子供たちの方がよく知っているようです!
時を忘れて見学する子どもたち。これは何だろう??
旗を持って引率するSqueakers

ワークショップ2日目

2日目はまずはじめに筑波大学の恐竜博士久保田克博先生より恐竜の楽しいお話があり、系統樹の作成をしました。
そのあと、9月30日の国立博物館見学で得た恐竜の知識やイメージをもとに、事前に作ってもらった作品の続きを作成し、発表しました。
最後に昨年のSSKのなおくんとまっちゃくんよりクイズが出題され、成績優秀者には豪華商品が贈られました。

久保田先生は大学での研究者として日本に2人しかいない恐竜のスペシャリストの一人。こどもたちが知らない恐竜の歴史や種類についてスライドを使って丁寧に解説していただきました。(恐竜の一部は鳥類に進化、モンゴルでの発掘のエピソード...) その後動物の消しゴムを使った簡単な系統樹(生物の進化やその分かれた道筋を枝分かれした図として示したもの )の作成をしました。難しいながらもみんな一生懸命取り組みました。子どもたちが分析したものを久保田先生がパソコン上で図式化していきました。意外な結果にみんなびっくり!最後に「新種の恐竜のお話」やまだまだたくさんの分からないことがたくさんある恐竜の世界についてお話をされ、子どもたちの想像力をかきたてました!

スライドを使っていろいろな恐竜を紹介していただきました。「のび太と恐竜」の漫画に出ていたあの恐竜もいるぞ!
動物の消しゴムを使った系統樹の作成。動物たちの共通点はなんだろう?

後半はスクイークのワークショップを行いました。恐竜をテーマにした面白い作品が沢山!9/30に国立科学博物館を見学してから約2週間、その間の事前製作も含めて、みんな一生懸命がんばりました。

カラフルな恐竜の世界
熱心に指導するSqueakers

昨年のHPSSKのお二人によるクイズ

ワークショップの最後に、昨年のHPSSKのなおくんとまっちゃくんが作ってきてくれた「恐竜に関するクイズ」がありました。 「分からない~!!」と悲鳴をあげながらもみんな楽しそう!成績優秀者はHPオリジナルグッズを獲得し、一等賞の子には久保田先生より著書である「モンゴル恐竜」の本が手渡されました。まっちゃくんからは「僕の質問に答えてくれてありがとう」という思いをこめて、折り紙でつくった恐竜とハイチュウのプレゼントがありました。心優しいまっちゃくんの思いが伝わり、みんな大喜び!

なおくん:ティラノサウルスを漢字で書くと、どうなるでしょうか??
まっちゃくん:恐竜の化石が発見されていない大陸はどこでしょう?
「モンゴル大恐竜」贈呈式
まっちゃ君の恐竜

★恐竜の作り方★

「ともだちMUSEUM」のホームページをご覧ください。
【高井君の折り紙教室】の中にあるベビーアバトザウルスの所をクリックしていただくと恐竜の作り方がありますよ!

HP-Squeakersの声(2日間とも参加してくださったボランティアの皆さんの感想)

須藤さん
シアター360は名古屋の「愛・地球博」で展示された直径12mほどの球体の全面スクリーンに映し出される映像を内側に入って見るものを移設した施設で全面に映し出される恐竜が生きていた時代の地球環境の映像はすばらしい迫力でした。
坂部さん
子供たちのワークショップは、事前にやってきた子、その場でやり始めた子などいろいろでしたが、最後の発表ではみんな楽しい作品になっていました。
西野さん
2日間を通して知識欲旺盛な子供たちに驚かされました。学問的な難しい単語が出てきても臆することのない姿勢はさすがです。そして恐竜を題材にした子供たちのスクイーク作品のバリエーションの豊富さにビックリしました。最後に子供が出題した恐竜クイズもよくそこまで調べたなぁと驚くものばかりで、さらに子供たちの正解率も高いこと。今回もまた子供たちからエネルギーをもらえたような気がします。

保護者の方々の声

  • すごく楽しい企画でした。恐竜という範囲の広いテーマで子どもたちがいろいろな作品を作っていて驚きました。子どものスクイーク力がかなり高い子が多くそろっていたようですね。
  • いつか皆さんの作品を体系立てて整理できると面白いライブラリになるやも知れませんね。
  • 新たなテーマをいただいてアイデアが沸いたようです。博物館から帰ってから楽しんで作っていました。次のワークショップにも参加させていただきたいと思います。