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「明日のダ・ヴィンチを探せ!」スーパーサイエンスキッズ・コンテスト開催

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2009年度第1回コンテスト1次審査会

2009年度の第一回コンテスト一審査会が、10月14日(水)に開催されました。

今回はあと一歩及ばなかった人が次点としてアート部門で2名選ばれています。
いずれも小学3年生とは思えない高いレベルの作品でした。
明日のダ・ビンチの卵として認められるには、独創性、発見・分析能力、デザイン能力、ストーリーの構想能力といったところで何か人とは違う光るものを感じさせる必要があります。その片鱗をうかがうことはできましたが、あと一歩です。是非、再チャレンジしていただきたいと思います。

また、昨年スーパーサイエンスキッズに選ばれた“なな”ちゃんが作品を出してくれました。
選考対象外ですが、さすがにユニークで楽しいゲームです。ヒントをもらったにもかかわらず、あまりに難しく審査員全員がクリアーできなかったのが悔しいです。これからも独創的で楽しい作品を作ってください。他のサイエンスキッズやスーパーサイエンスキッズからの出品も期待しています。

さらに、今回初めてチームで作品を創作し応募してくれた中学校がありました。
SSKではこれまで対象として個人を想定していましたので、扱いをどうするのか今後の課題として検討しなければなりません。チームでの参加申し込みの希望が多いようでしたらチーム賞のようなものも創設したいと思います。また、学校でスクイークに取り組むところが増えてきている状況やチームワーク、コミュニケーション能力を育成する観点からむしろ推進するべきだとの意見もありました。

本作品は16名の中学生が一つの物語を4つのチームに分けて一本の作品として創作しています。ストーリー作りやキャラクターの統一感など分担作業の基本が押さえられています。アフレコもリレーでやるなど楽しい作品になっています。チームによってばらつきがあるのが残念ですが、限られた時間の中でそれぞれのチームが最善をつくした結果だと思います。
制作過程を通して多くのことを体験学習したのではないでしょうか。教育の現場でのICT(情報通信技術)やスクイークの活用事例として大変参考になると思います。可能であれば全体としての完成度を上げていただき、先生に教育カリキュラムとしてまとめていただければうれしいですね。

第二回の募集は2009年12月14日(月)、第3回 の募集は2010年02月15日、最終審査会は2010年3月上旬になる予定です。皆さんからの応募をお待ちしています。

サイエンス部門とアート部門

今回の審査会には、審査員として5人の専門家の方々に参集いただきました。去年から、サイエンス部門とアート部門に分けて応募作品を募集していますが、審査結果は両部門を通して各カテゴリーの総合得点で判断します。

審査風景1 今回は、関西から、

関西学院大学情報メディア教育センター
武田俊之さん

にも、ご参加いただきました。
ありがとうございます。

第1回コンテスト1次審査会(応募作品紹介)

今回ご応募された作品をいくつかご紹介します。

なな さん「脱出しよう。そうしよう。」
(2008年度スーパーサイエンスキッズ)

作品概要
閉じ込められた部屋から、様々なアイテムやヒントを探して脱出するゲーム。

審査員の先生のコメント

アイデアのオリジナリティに感心しました。色づかいも鮮やかで、斬新です!
むずかしくて部屋を脱出できませんでした。遊ぶ人にもう少しわかりやすいとよかった!
ヒントを段階的に出すか、解答編があるといいね。


まあくん「無題」

作品概要
シューティングゲームを作るワークショップに参加。
その後改良を重ねた作品です。

審査員の先生のコメント

色づかいと絵が、大胆ででかっこよかったです。全体のデザインも良くできています。
スクリプトがよくできてます。長く遊べるゲームだとうれしいかな。すぐ終わっちゃうと悲しいから。
小学3年生としては、レベルの高い作品です。ワークショップで学んだこと以外で、何かひとつユニークで面白い工夫があるといいですね。


ゆうくん「隕石ゲーム」

作品概要
シューティングゲームを作るワークショップに参加。
その後改良を重ねた作品です。

審査員の先生のコメント

楽しいゲームができました。もっとむずかしくてもいいかな。
友達に遊んでもらって意見を聞いてみよう! プログラミング能力が高く、ゲームとしての完成度が高いです。基本はマスターできています。 創造力を生かした新しいアイデアがあれば合格です。


チーム参加作品:
十六夜とコンピュータ「おむすびころりん」

作品概要
パソコン部の中学1〜3年生がチームを組んで作成。4班4人ずつで作成した、長編の物語となっています。声の保存などを考え、6ファイルに分けて作成しました。

審査員の先生のコメント

長い作品をよくまとめました。 せっかく作った作品ですから、小さい子どもたちに使ってもらったらどうでしょう。

チームによって(ファイルごとに)完成度が異なりますが、全体としてデザインも良く、楽しい作品になっています。 ストーリーにさらなるオリジナリティーがほしいですね。
チームワークならではの難しさもあったと思います。
皆さんの努力と先生のチャレンジに感謝。 子どもたちに見せることができるところまで是非完成させてください。色々な活用ができると思います。


【注意】
※各サムネイルをクリックすると実際の作品が開きます。
※作品を見るためには Etoy というスクイークの最新バージョンが必要です。